デートの優先順位

デートの優先順位 2009-06-30

昔、異性とのデートの優先順位が第3位であった大学がありました。
当時、在学生のアンケート結果によると学生生活で最優先されたのは、授業に出席することでした。第2位がバイト、第3位がデート、第4位はクラブ活動でした。

1年生の時は、毎週末にテストがあり、3学期制で各期に中間と期末のテストがありました。高校のカリキュラムと大差なく、予習と復習に毎日追われていました。そういう中で、クラブ活動に使える時間は新入生にはあまりありませんでした。デートやクラブ活動に時間を使うと、肝心の学業に支障がでました。

当時米国はベトナム戦争を展開して、徴兵拒否の運動も盛んでした。日本では「ベ平連」をはじめとする「ゆる~い」反戦活動が流行っていました。米国人留学生は、徴兵を免除されていました。しかし、学業が振るわないと本国送還となりベトナム行きになりますので、彼らは必死に勉強しました。

昨今の会社員となった若者は、80%がデートより残業を選ぶそうです。携帯電話料金を払うと、居酒屋で仲間と飲む余裕もなさそうです。

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無方針の方針 2009-06-29

大学生が大学経営陣を相手に「無方針の方針」と批判する時代がありました。全学集会で学生が要求したり質問したりすると、大学側は「そういう方針」はないと相手にしませんでした。昔の指導者は尊大でした、方針を開示しないという方針で押し切っていました。

昨今のわが国の指導者は方針をコロコロを変え、ライバルは政策がブレていると非難しています。でも、その時その時の次善の策を選んでいるのですから、昔よりまだましだと思います。

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輸血は血液型が違うと頓死する 2009-06-28

見た目が古い政治家、既得権で甘い汁をすすっていると顔に書いてある政治家が「輸血は血液型が違うと頓死する」とコメントしました。そのまんま知事が次の選挙で総裁候補の扱いを条件としてことにあきれて、口にしたものです。外部から新しい血を入れることは有効でしょうが、目的は瀕死の組織の延命ですから血液型は同じでないと頓死となります。

既存組織のぶっ壊し、いわゆる創造的破壊をして組織を再生させるためには、血液型が同じである必要はありません。中古または古参の血液をすべて破棄し、新しい血液に入れ替えるのですから、なんでもありです。

幕末の西南雄藩の指導者が、江戸幕府の将軍になる選択肢はありません。徳川家以外の者が徳川将軍家を継承すると、徳川時代が終わってしまいます。宮崎県知事が自民党の総裁になるということは、既存の自民党が崩壊したことになります。

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2番を応援する 2009-06-28

T社が日本市場の過半数を占め、まだH社が軽自動車を販売していた頃、N社が車
業界で2番でした。その頃、乗用車を所有していましたが、N社の車を乗り継いで
いました。

理由は業界首位の会社の車が嫌いだったからです。業界首位の会社の商品を買うと
2番の会社はいつまでも2番です。政権交代を応援するため、N社を選んでいまし
た。当時は「技術のN」といい、マーケットシェアではT社に負けるが車そのもの
はN社のほうがいいといわれていました。

学生時代、中古車の陸送のアルバイトをしたことがありますが、T社のMという車
種はブレーキの片効き(左右どちらかのブレーキの効きが甘い)の車が多く、運転
には注意が必要でした。嫌いな会社の車だから気になったのだと思います、実際に
N社の中古車も整備不良でトラブルがあったのですが、気になりませんでした。N
社の車の場合には、中古だから仕方ない、整備すれば問題ないと考えていました。

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ROBERTO 2009-06-27

ドイツ人とイギリス人の体格は大柄で、フランス人とイタリア人は小柄です。この4国のビジネスマンと少し付き合うと違いがわかってきます。

小柄な日本人としては、イタリア人の方に親近感を覚えます。ヨーロッパの会社で働いていた当時、イタリアに行くと、イタリア人の仲間に酒席で、またやろうとよくいわれました。

合言葉は「ROBERTO(ロベルト)」。ローマのRO、ベルリンのBER、東京のTOです。

でも、ドイツ人にとっては日本人と手を組む選択は、他に相手がいない場合の滑り止めみたいなものです。彼らは平安時代の藤原氏みたいです。他国の協力をあてにしていません。やるときは単独民族で1番を目指します。だから、ROBERTOでの敗者復活戦はなさそうです。

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目の前が真っ暗 2009-06-26

目の前が真っ暗になるというような経験を一度だけしたことがあります。
高校2年の頃、1年先輩と喫茶店でコーヒーを飲んで別れたときのことでした。

昼過ぎのことでしたが、市電に乗って帰宅しようと停留所で待っていたのですが、あたりが暗くて夕方のような気がしました。電車に乗って、ふと気がつきました。明るい日差しがまぶしいくらいあたっていました。

きっと、あの日は皆既日食だったのでしょう。

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さくらんぼ 2009-06-26

妹の月命日。
亡くなる何日か前、さくらんぼが食べたいといっていると父に言われて、近所の果物屋に買いに行ったのですが、季節はずれで売っていませんでした。
以来、さくらんぼが市場に出回っている月命日に買ってあげることにしました。

昨夜駅前のスーパーで見つけましたが1パックしかなく、しかも998円。買うのをためらいました。でも思い直して手を伸ばしました、その後、となりの棚に、別の種類のさくらんぼがあるのに気がつきました。山積みで328円でした。これを買いました。買ってから、おもわず、「ごめんな」と謝ってしまいました。998円を惜しんだことが故人に申し訳ないような気がしました。

でも新鮮なのが、3回買えるからと独り言い訳しました。

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飲んだら乗るな 2009-06-26

何か深刻な状態に陥ったとき、酒席でそれを知ったとき、すっかり酔いが醒めるといわれていますが、過去1回経験した重大事件では酔いが醒めませんでした。

屋上ビアガーデン全盛の頃、赤坂のホテルの屋上で生ビールを2杯ほど飲んだところで、自宅から電話が入り、次男が交通事故にあって病院に運ばれたと聞きました。自宅近くの病院まで1時間近くかかりますが、その間ほろ酔い気分が消えませんでした。こういうときは「一気に酔いが醒めるのは小説や舞台の世界」なのかと息子の顔を見るまで考えていました。
病院についても酔いは残っていて、運転手に声を荒げて文句をいったようです。

先週運転免許の更新をしましたが、30分の講習で飲酒運転の罰則が厳しくなったのを実感しました。そして息子の事故のとき酔いが残っていたことを思いだし、「飲んだら乗るな」という鉄則を再確認しました。

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秘書が休みだから返事ができない 2009-06-25

景気が右肩上がりの時代の欧米の会社。
秘書が休暇中の部門責任者にFAXで問い合わせをしました。なかなか返事がこないので電話をかけたら、返事をタイプする秘書が休暇中なので返事が遅れているとのこと。別の秘書に頼んだら、休暇中の秘書の仕事を奪うことになるというのが言い訳。

ダイレクトレポートというのは、都合がいいシステムでした。ボス(直属の上司)以外からの仕事は断れますから。日本ではチームワークとか、引継ぎとかいって、個人の休みで仕事が途切れることがないように代行することが当たり前になのですが、昔の外資は違いました。

当然、秘書が休みだから返事ができないというような幹部社員は淘汰されましたが、それは会社の業績が下降し始めてからのことでした。

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だれにレポートするの? 2009-06-24

1988年8月
秘書を採用するということで、面接。
履歴書には英語が堪能と書いてあります。米国で現地採用されてVPの秘書をやっていたというのが3人来社。そこで自分が一番困っていることをどの程度できるかチェック。
米国人の自筆メモを読むテストをしました。

ところが、3人ともほとんど読めませんでした。本当に、米国人の秘書をやっていたのだろうかと疑問に思い、不採用。

何人目かの応募者に採用したいといったら、「だれにレポートするのか」と質問されました。
これが、外資かと感じました。レポートする相手がボスで、部下はボスの指示で動く。先輩、後輩や職場の仲間とかのしがらみは、あまりないらしい。

遅刻しても、ボスが黙認すればOK。職場の先輩から注意されません。給料は雇用契約で決めるので、ボスの機嫌を損ねない限り、勤怠は関係ありません。ボスが秘書の能力に不満を感じれば、契約更新をしないだけのこと。

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18年前の4月2日 2009-06-23

ロンドンからヒースロー空港に向かう、ブラックキャブのドライバーから聞いた話。

「英国の不景気は深刻。道路には通行人がいない、商店には買い物客が少ない。サラリーマンは、月給はもらえるがオフィスにいっても仕事がない。タクシーも、日本人がいる地区をテリトリーにしている運転手には仕事があるが、それ以外の地区ではタクシーを利用するお客がいない。S石油が3000人のレイオフをした。今年になって15000社が倒産した。労働党か保守党のどちらが政権をとるかわからないので、企業はどういう風にしていくか、方針を決めかねている。したがって投資がおこなわれない。つまり仕事がない。」

翌日のパリ。
シャンゼリゼの店は買い物客であふれていました。世界中からお金をもっている人がパリに集まり、買い物をしていました。

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異母兄弟のエピソード 2009-06-23

何万人もの社員、その家族と取引先に影響力を与えてきた異母兄弟のエピソードを紹介します。ご本人たちというより、その社風のことです。

弟の会社では、従業員はエレベーターには特別な事情がない限り乗りません。いつ来ても社長が乗れるようにエレベーターを待機させておきます。社長が現場を歩く時、一般社員は物陰に隠れます。売り上げに比較して従業員の数が多いのではないかと社長に心配されるのを避けるためです。現場に社長が現われると、幹部社員はお客さまより社長の動きを優先します。すると、社長は、自分にしているのと同じようにお客さまにもサービスしていると考え安心します。

一方、兄の会社では、社長と社員は同じエレベーターに乗ります。ある朝、エレベーターに社長が乗ったときに定員オーバーのブザーが鳴りました。居合わせた社員は最後に乗ってきた人が雲の上の人であることを知っていましたが、だれも降りません。きわめて自然に、社長が降りました。

従業員にとって「雲上人」であることは同じなのですが、奉公する気持ちの差が社風の違いとなりました。

今では、二人とも表舞台から姿を消しています。

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集中 2009-06-23

運転免許証の更新です。数年前と同じ警察署に向いました。前回と同じ交差点で道を間違え、前回と同じように迂回して、受付終了時刻10分前に会場に到着しました。

前回と違ったのは、更新に必要な「更新のお知らせ」はがきを自宅に置き忘れたことです。時々というか、最近ではよく必要なものを忘れます。銀行の窓口で印鑑を持参し忘れたことに気がつくとか、セミナーの前日に会場に行って開始時刻を過ぎてから前日と気がつくとか。

このごろは1日1行事が安全です、一度に何件も処理しようとするとオーバーヒートしてうまくいきません。1日100件以上の業務をこなしていた頃は何でもなかったですが、今では、ひとつのことに集中するとほかのことが手薄になります。

そこで、集中して何かをしているときは、他のことは先送りすることにしました。

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XXさんと呼ぶこと 2009-06-22

高校2年のとき、ひとりの先輩からxxさんと自分のことを呼ばれて以来、年齢に関係なく、相手をxxさんと呼ぶことにしました。

高校時代、同級生と下級生は呼び捨て、上級生は君で呼んでいましたが、この日からだれにでもXXさんと声をかけることにしました。上級生からXXさんと呼ばれて、とてもうれしかったからです。上級生から仲間として認められたような感じがしました。

就職して、最初の職場は、徒弟制度が掟の世界だったので、チーフとか課長とかと呼ぶよう、よく叱られました。しかし、子会社から本社に移籍したとき、今度は肩書きで呼ぶなと教育されました。普段、肩書きで呼び合っていると、それがついお客さまの前でも出てしまうので、それを防ぐためと説明されました。「さん」がその後の主流となりました。でも、子会社では、相変わらず、肩書きを使っていました。今どうなっているか知りませんが、どうもスケールが小さいところほど、肩書きが飾りになっているように思えてなりません。

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Buy American 2009-06-22

米国消費者が米国製の商品を優先的に買う運動が再燃しているそうです。この手の動きは過去に何回もありました。日本の消費者は日本製品を買おうという運動は起こしません。

米国内で米国人が製造した素材が50%以上使用していれば米国製品と認めるそうです。米国製品は、米国内で米国人が製造するので高品質のものが作れると米国メーカーの担当者がコメントしていました。

昔、野球帽の輸入をしたとき、原宿の米国製品を専門に扱う店で聞いたのですが、日本製と米国製の違いは縫い目でわかるということでした。

ステッチが細かく直線なのは日本製、ステッチの目が粗く少し曲がったりしているのが本場の米国製ベースボールキャップでした。若者にはこの粗い仕事をしている米国製品が受けているということでした。

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敗者の美学 2009-06-22

学生時代、先輩から学んだこと。
攻めるときは、壁の厚いところを狙う。守りの手薄なところとか、弱い部分を攻めて突破するのは、物取りにしか過ぎない。
全力で最も厚い壁にぶつかり突き破る。これが攻めるということ。ノーマークで漁夫の利を得ることを潔しとしない。

これは敗者の美学かもしれない。

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言霊の不思議な力 2009-06-21

願いを口にすると、必ず叶うという人がいます。四六時中、意識を集中して目標達成を願い、それを具体的な言葉で発して意思表示することが、潜在意識を刺激して、ついには本人の期待に応える結果がでるということです。人は言葉の持つ不思議な力に気がついていて、万葉の昔から、言霊と表現してきました。

これには、雨乞いの祈祷師のような一面があります。雨が降るまで祈祷を続ければ、100%祈りが実現します。また、諦めたときが負けといいます。ということは、諦めない限り負けはありません。したがって、願いを言葉として発し、結果がでるまで諦めないことが目標達成につながります。

一方、口にすると幸運が逃げてしまうから、黙っているという人もいます。成功している人は、その秘訣を口外しません。金脈を見つけたら、みだりに他人に話しません。営業マンが大きく実績を伸ばしたとき、営業会議でその詳細を報告しません。「なぜ実績が上がったかわからないが、とにかく運が良かった」程度しか口にしません。これは営業マンにとって営業秘密ですから。

勝者は、「幸運の女神に逃げられてしまう」ことを恐れて黙っています。
リスクをとる人は無言実行、小さな動きには動じません。しっかりと利益確定していきます。

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絶対矛盾の世界 2009-06-21

剣道では間合いが大切だそうです。相手が強そうだと思えば間合いを広げればよい、そうすれば相手の剣は自分のところまで届きません。

間合いを広げると、相手を切ることができません。間合いを詰めると今度は切られるリスクが増大します。

強敵に対するときは、まず自分が切られ、そして、それ以上の打撃を相手に与えるという方法以外に勝つ方法はないといいます。

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いま手にしているものを捨てる 2009-06-21

ようやく歩き始めたわが子に声をかけると、手に持って遊んでいた玩具を手放して、ニコニコしながら、ヨチヨチ歩きで近づいてきます。ほとんどの親は、子育てのなかで、こういう「幸せなひととき」を経験をしていると思います。

手に何かを持っていたら、さらに別のものを手にすることは難しいです。幼児は親に教えられなくても、このことを知っています。今手にしているものより、もっと楽しいことを予感して、身軽になって飛び込んでいきます。

こだわり、しがらみなどのリスク要因をそのまま負いながら、現状を是正し改善するのは難しいです。わかっているのに、崖っぷちに追い詰められるまで、そのハードルの高い解決方法を選んでしまう場合が多いかと思います。

一説によると、鳩山弟さんは、次に望むものを手にいれるために、今手にしているものを手放して身軽るになったといいます。目標達成のためには、正しい選択であることは間違いないと考えます。

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もしもあの時 2009-06-20

2007年6月19日放送の八州周りというテレビ時代劇は台本がよくできていま
した。主人公は子連れ狼で拝一刀を演じた役者で同じ劇中で妻を演じた役者との共
演。この二人が行き違いになる話でした。

物語のあらすじ:
 女は千葉周作の門下になった夫と離縁し、若いころ知り合っていた八州周りの男
 と再婚する約束をする。男は翌朝、江戸に一緒にもどると約束。その日は役目を
 果たすため、馬と船で遠出するが、仕事を終えたところで豪雨となり、船止め。
 翌朝は約束の場所には行けなかった。
 そのまま、現地にとどまるが千葉周作の門下となった男の集団に襲われる。男は
 相手ができると知り、切り合いの最中に相手に名を尋ねるが答えがない。男は千
 葉周作に免じて、急所をはずして深手を負わせる。
 男女は3日後、約束の場所で再開するが、女は再婚話をなかったことにする。
 当日朝、別れた夫が深手を負って戻り、復縁を懇願されたため。女はもとのさや
 に戻るという。

もしも、豪雨がなければ、もしも男が女の別れた夫に手心を加えていなければ、と
いう「もしも」がふたつありました。その後、男は粛々と任務を果たし、最後に良
い夢を見させてもらったと女に礼をいいます。

豪雨で戻れなくなったとき、男は心乱すことなく、敵と命のやり取りをしています
。ドラマの世界では役者によくやらせている場面ですが、実生活ではそうはいかな
いと思います。もしもこのような場面に遭遇したら、自分も心乱すことなく、冷静
な意思決定をしたいものです。一度でいいですから。

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OPERATION DESERT STORM 2009-06-20

米国発の大不況が1年以上続き、テロリストの活動資金も枯渇しているのかもしれません、最近アルカイダなどの深刻なテロ報道が減少しているような気がします。

彼らが世界平和を脅かしていた頃、ヨーロッパの空港では目覚まし時計の持ち込みを制限していた時期がありました。海外出張で目覚まし時計がないと不安です、時差ぼけで生活リズムがくるっていますから。

ノートPCの持込も厳しくチェックされました。フランクフルト空港で別室に誘導されPCを起動するように言われて不安になったことがあります。当時のPCは1時間程度しかバッテリーがもちませんでしたから、バッテリー駆動でノートPCを使うことは、めったにありせんでした。ノートPCに爆弾が仕込まれているかどうかをチェックしていました。日本人テロリストがヨーロッパで活動していたので、日本人はマークされていました。

湾岸戦争のときもそうでした。当時、青山に東京店(とうきょうみせ)がある商社マンと仕事をしていましたが、彼らは海外出張が認められず、私は単独で、米国アトランタに行ったことがありました。そのとき現地のトレードショー会場で渡された入館証には、

OPERATION DESERT STORM
SUPPORT OUR U.S. TROOPS

というキャンペーンバッジがついていました。今思えばとても危ない名札をぶらさげていました。無事帰国できてラッキーでした。

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鉛筆とメモ用紙 2009-06-20

最初にお世話になった会社のオーナーから、「相手の言葉を、そのままメモに残し、脚色を加えずに報告する」というビジネスルールをたたきこまれました。

これで、尾ひれをつけさせない報告となります。また、言った言わないのトラブルになった場合、メモを残していた方が有利です。

当時は問答無用で、メモを怠ると厳しく叱られました。鉛筆とメモ用紙を持って人と会うことは、体で覚えたものです。いまでも元気にご活躍のオーナーには時折感謝しています。

それから、鉛筆とメモ用紙についても、シンプルな鉛筆と不要書類の裏紙を使うことが掟のひとつでした。社員ひとりが無駄にする消耗品の額は、10倍の売り上げに相当するという教育(しつけ)を受けました。

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180度転換 2009-06-20

OK牧場のガッツ石松氏は、「左に右折して」とか「360度転換する」とか変なことを口にします。

360度方針転換したら、何が変わるかと考えると面白いです。何か力仕事をするときに大きく深呼吸をするとか、緊張を和らげるために気分転換するようなものかもしれません。

事業の再構築のために、180度の転換を図る必要があるという人がいます。180度の転換の選択肢は2つでわかりやすいです。

Just Do It を Just Not Do It で180度転換です。

今まで可であったのものを不可とし、今まで不可であったものを可とします。可と不可の中間はいけません。問題の先送り、さらには意思決定の麻生太郎的ブレ発生のリスクを負ってしまいます。

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ETC車載器生産調整 2009-06-19

ETC車載器メーカーが生産調整をしているという、うわさを聞きました。
民主党政権になると、高速道路が無料になり、ETC車載器の需要がなくなるからというのが理由だそうです。生産調整をしているので、販売現場は売り手市場になっています。通行料を安くした分を車載器メーカーと取り付け業者から徴収する税金でいくらか補填しようということかもしれません。

高速道路を割引し、さらに将来無料にする条件としてETCを取り付けることにすれば、国はますます国民の動向を把握しやすくなります。どの車が今どこを走っているのがわかれば、犯罪捜査には役立ちますが、国民のプライバシーにも踏み込んできます。

Big brother is watching you. という日常監視され統制される社会になる不安も現実的脅威になってきます。

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見える化 2009-06-19

最近、可視化という単語が最近よく使われるようになりました。
もともとこの単語は10年以上前、情報化投資が企業の優先課題になっていたころ情報産業界で使われていました。英語の直訳で日本語としては違和感を覚える言葉でした。

目に見える形にするという意味なのですが、一般社会ではこの3文字漢字は 馴染みがありませんでした。耳慣れない言葉は、口語では通じにくいからです。

最近これが社会面のニュース解説者、政治家もワイドショーのコメント屋さんも使うようになりました。

米国では、we canオバマ大統領に「アクションはもういいから、見に見える結果がほしい」と注文をつけています。

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ニヤニヤしてもごまかせない 2009-06-18

昨日の党首討論で、首相はニヤニヤしながら民主党鳩山氏の発言を聞いていました。

「モナリザの微笑」を真似て政局をのりきれるわけはありません。
攻められて、追い込まれて、有効な反撃ができないときにでる苦し紛れのつくり笑顔といったところでしょうか。

「当たり前」のことが当たり前でなくなったとき、儲かるものが儲からなくなって来たときに潮目が変わるそうです。民主党が天下をとる兆しかもしれません。

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溺れそうになったことがあります 2009-06-18

学生時代、瀬戸内海の島でキャンプをしたことがあります。昼食後、目の前の小島に遊びに行こうということになりました。潮が引いているときは陸続きなので大したことはないと思い軽い気持ちで地元の高校生と並んで泳ぎだしました。

ところが、途中から前に進んでいないことに気がつきました。波がなかったのでプールと同じと錯覚しました。潮が流れていることを知りませんでした。かっこ悪かったのですが、余力のあるうちにと思い助けを呼びギブアップ。

余力があるうちに助けを呼んだので、先に到着している仲間には、ふざけていると思われたようです。本気にされませんでした。そのうち、海水が暖かくなり気持ちよくなりました。そのときは、沈みかけていたそうです。

ようやく島にわたり一休みしたら、潮が引け陸続きになり、今度は歩いて帰りました。

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臨機応変 2009-06-17

豹変する君子にとっては朝礼暮改は臨機応変の具体化ですから、いいと思います。

わが国の政治指導者が君子なら、政策がぶれても朝礼暮改でも漢字を読み間違えても、笑ってごまそうとしてもかまいません。ところが最近の世論調査では、麻生氏を君子と認めている人は少数派のようです。

臨機応変や君子豹変は、いいのですが但し書きがつきます。
目先のことに惑わされてはいけないという条件を満たさないと正しい臨機応変ができません。

何が正しいかは1年後にわかるかもしれませんが、とにかく、目先のことに惑わされた変化は、ぶれると否定的に評価させていただくことになります。

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回天 2009-06-17

広辞苑によると、回天とは天をひきまわす意。時勢を一変すること。衰えた勢いをもりかえすこと。
太平洋戦争末期、日本軍が敵艦への体当たり攻撃に用いた人間魚雷は回天といいました。

アイスホッケーの試合で、劣勢のチームが残り試合時間がわずかになるとゴールキーパーを引き上げて代わりに攻撃要員を入れます。全員攻撃になると攻め手は相手チームより1名多くなり、戦闘能力が一時的に増加し有利になります。パックをキープしている間は得点の可能性があります。

ただし、この捨て身の戦術で挽回した試合を見たことはありません。多くの場合、ゴールキーパーのいない自陣ゴールにパックがすうっと滑り込んでいきます。

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CONFIDENTIAL & PRIVATE 2009-06-17

内密の私信をFAXでたびたび送っていました。

ビジネス通信手段が、テレックスからFAXに移行した頃、当時はインターネットはまだ存在していませんでした。

時差のある海外の事務所とFAXによる書簡のやり取りは、便利でした。電話は記録が残らないし、聞き違いやいい間違いのリスクがありますが、書類でやり取りするので、記録が残りました。TELEXと違い、書類に自筆のサインをすることができたので、本人確認もできました。

現在のような個人情報保護や秘密保持の重要性に対する意識は希薄でした。機密情報とわざわざわかるような書類を、だれがいるかわからない相手先のFAX受信機に送っていました。

ただし、かなり重要な書類は、電話して、これから送るから受信機のそばで待機してくれるようお願いして、送っていました。

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ペンギンには歯がない 2009-06-17

昔、サンスターが歯磨き粉のテレビCMで、ペンギンをイメージに使っていました。現在のようにCGでペンギンが歯磨きするような映像ではなく、CMキャラクター的な扱いでした。

ビジコンつまりビジネスコンサルタントが企業研修で活躍していた頃、ある研修会で聞いた話を思い出しました。

何かの話のなかで、サンスターの歯磨き粉CMが話題になり、「ペンギンには歯がない」といいました。そういえばペンギンには歯がないなと気がつきました。それが何の話につながっていたか、思い出せません。

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変わったでしょ。 2009-06-16

高校2年か3年の頃、1年先輩で可愛い人がいました。手を握ったこともなかったのですが、いつも近くにいて声を聞き顔を見ていました。

その人は高校卒業後、地元の銀行に就職しました。そのうち大学受験で追い込まれ、会う機会も余裕もなくなりました。入学後は異文化の世界で別の声、別の顔を見ていました。

卒業し、就職したある週末、伊勢佐木町の入り口の橋の上で声をかけられ、思いがけない再会となりました。そのとき、彼女は赤子を背負い、「変わったでしょ」と笑顔で一言いいました。お互いの近況とか連絡先とか話はしませんでした。

「変わった」のです。そのことばだけ覚えています。

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蒔田小学校の思い出 2009-06-16

小学校時代、年に2~3回担任教師に殴られたことを覚えています。廊下を走るなといわれているのに走り、それが見つかって小一時間説教され仕上げにビンタを一発もらいました。掃除当番でモップで遊んでいるとそれを咎められて怒られ最後にビンタをもらいました。いつもビンタをもらう前に泣いていました。

ずいぶん昔のことですが、今でもふと思い出します。そしてその教師が退職してどこかで健在だと聞きました。地元で割烹旅館の女将をやっている同級生は消息を知っているのですが、教えてくれません。

年に2回ほど女将のところで昼食をとる機会があります。毎回、この元教師の話をだすのですが、こちらがいまだにうらみに思っているというので教えてくれません。もう時効ですし、当時は教師が児童を殴っても教育的指導の範囲内で日常行われていました。

ただ、圧倒的に優位だった頃と今では、立場が逆転しているので、このことだけを本人に会うことで確認したいと思っています。ほんの些細なことでこいつに殴られたということを、再確認しておきたいような気がするのです。

振り返れば、悪戯坊主が教師に物理的な力で叱られただけのことです。今でもうらみに思っているぞと、冗談を言ってみたいだけです。リベンジとは無縁の酒席の話です。

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右肩上がりにすこし傾けて 2009-06-16

昔々、好きな人に手紙を毎日送りつづけていたおじいさんがいました。おじいさんは、ラブレターの封筒に切手を「傾けて」貼っていました。
その心は、私の気持ちはあなたに傾いています。

では、これからDMに切手を貼るときは、右肩上がりにすこし傾けて貼ることにしましょうか。

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デッドボールを怖がらない人 2009-06-15

現役後半のプロ野球選手の清原は、デッドボールを怖がりませんでした。危険なボールをよけようとせず、ボールを体で受けます。そして痛みがないかのように投手に向かっていきました。

映画「暗殺者」でシルベスター・スタローンが演じるヒーローは、フェンスの向こう側で物陰から突然飛び出して吠えかかる猟犬に、身動きせず、冷静に作業を続行します。普通なら本能的に驚いて避けようとするのを、プロとして危険かどうか瞬時に見極める能力を身につけているから、反射的な行動をとらないのだということでしょう。

会社で上司が部下を怒るとき、上司が突然机をたたいて声を荒げることがあります。油断している部下は驚いて身を縮めます。部下の怖がる反応を見て上司は自分の権威が認められたと思い納得します。太鼓持ちの子分たちは、この「お約束」を承知していますので、上司が気にいるような反応をしてあげます。

一方、机をたたいて大声を出す、部下が萎縮するという「お約束」に対して、こいつは下出に出ると付け上がる上司だと評価した部下は、「ランボー」のようにタフにならなければなりません。突然、机をたたき大声で威嚇されても反応してはいけません。あらかじめ準備ができていれば、(ジェットコースターで急降下する直前と同じように)不意に威嚇されても想定内ですから、動じません、清原選手のように向かってくるボールを体で受け止めます。痛いですが、痛いといいません。

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フェーズ1 2009-06-15

この1年で多くの会社は従業員に対する姿勢を変えたに違いありません。今までどおりであるはずがないと思います。どう変わったか、詳細は不明ですが、とにかく変わったはずです。

従業員より会社の存続が緊急課題になっているからです。6月末に売り掛け金が回収できなければ7月のボーナスが払えない会社があるでしょう、でも資金繰りが危ないことを会社は従業員にぎりぎりまで知らせません。ボーナスで住宅ローンを払う必要があるのに、支給額が大幅に減額されたら困ります、でも満額払ったら会社がつぶれてしまうのでもっと困ります。

従業員の勤務態度も変わったはずです。どうしてもこの職場に残りたいという気持ちはないでしょうが、仕事が少なくなっているので、やっていけそうな職場なら問題をおこさず長く働くことに気をつかうかもしれません。

雇用者側は、ユーザ・取引先のご機嫌を損ねないよう、信頼性を毀損しないように、従業員が働いてくれることを願います。そうなると、会社は従業員の処遇を今までとは違うものさしを使って考え直すことになります。

そういう気持ちで周りを見ると、アルバイトや正社員の動きが今までとは違うという感じがしてくるはずです。何か違うというのが、大きく変わっていることに気がつく「フェーズ1」です。

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便利になりました 2009-06-14

ある程度の規模の企業に勤める従業員は、定期的に職場の異動を経験します。
若い人にとっては部門間の異動は人材育成のプログラムの重要な部分であります。
金融機関の定期異動は、従業員の不正行為を抑制する効果があるそうです。社内の
異動では、職場の人間関係が振り出しにもどり、再構築することによって厚みがで
てくる長所があります。

社内異動ではなく転職それも異業種の業界に踏み込むと、人間関係の新規構築に加
えて、異なる企業風土を理解し、未知の業界用語をマスターしなければなりません
。法務とか経理とかの職種は敷居が低そうですが、営業関連部門は業界の商習慣や
「お約束」をまず覚えなければいけません。

日常会話で共通すると思われる単語も業界によっては、別の意味で使われているこ
とがあります。これを予習することは困難で、常に泥縄のOJTで学習することが
多いと思います。幹部社員として転職した場合は、古参・中古社員の部下から「お
手並み拝見」と様子見され、いろいろな「お約束」を親切に前もって丁寧に教えて
もらうことは期待できません。

現在ではインターネットのおかげで、不明なことはパソコンで検索すれば知ること
ができる環境になりました。社内の恣意的に歪められ限定された情報をウェブサイ
ト上の膨大な情報に触れることによって補完できます。便利な世の中になりました
。あの時、今のような環境があったら自分の人生は変わっていたかも知れないと思
うことがあります。でも、あの時はあの時。それなりに精一杯、最善の道を選んで
きたはずですから、結果は同じに違いありません。

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つらい時の思い出が経年変化して 2009-06-13

初めて、そして独りでヨーロッパに行き1週間滞在したことがありました。ドイツ企業の本社役員による面接でした。

時差ぼけで睡眠不足のなかで面接前夜は、予想される質問に対する答えを何回も復唱していました。会議室で数人のドイツ人に囲まれての質疑応答を想定した準備をしていました。未経験でアドバイザーもいない状況で実際には何もできなかったのですが、とにかく緊張だけしていました。

指定されたホテルのチェックインするとメッセージがあり、翌朝ホテルのロビーで待つことになりました。翌朝、指定の時間に1人現われ、その人を朝食をとりながら世間話をしました。小一時間の歓談のあと、面接の件を質問したところ、面接はこれで終わりだといわれ、次回日本にいったときに契約書にサインしてもらうといわれました。

先行き不透明さを予感させる始まりでした。その後、朝7時から夜11時まで、ほとんど休日もなく、世界一周を月に2回もするようなハードな生活を5年経験しました。楽しい日々もありました、つらい時もありました。湯水のように経費をつかいました。使った分の20倍は会社の営業利益に貢献しました。そして今では、つらい時の思い出が経年変化して、つらさが希薄化して懐かしさに変わっています。

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楽しみな1年が始まったかもしれません 2009-06-13

昨日の総務大臣の辞任は、何か変な感じがします。
私企業の経営者が経営を誤れば、株主は経営者を入れ替えて経営の是正を目指します。今回は経営責任をとれと主任の大臣が主張し、経営者は留任することで責任をとるといいました。経営責任を問われて続投して再建するのが責任をとることだという経営者の多くは、潔くないと評判を落とし渋々辞任という本人が望まない方向に追い込まれています。

主要株主が民間人なら、間違いなく経営陣を入れ替えて企業イメージの悪化を食い止めようとします。そうしないと、競合他社に負けてしまい企業存続が危うくなるからです。郵便局の会社は競合他社や風評の被害などを心配する必要がないようです。

不当に安く資産を売却する案件の裏には、成功報酬を得る政治家の存在が予想されます。時の権力者が商人とつるんで私腹を肥やしたり、官僚が公金不正使用をするのは、世の常です。ただし認められないこともあるということを明示したのが、田中角栄の事例でした。以後、政治家は先祖代々当たり前であった特権を行使するときに、周りの空気を読まなければならなくなりました。

今回、大義名分をもって大臣を辞任した政治家は、内閣総理大臣の判断が誤っていたことは1年以内に証明されるといいました。楽しみな1年が始まったのかもしれません。

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都議選前夜 2009-06-12

都議選候補者の決起集会に初めて参加しました。自民党候補者に、首相、都知事がメッセージを送り、地元衆参議員、市会議員などが応援演説。3時間のイベントでした。候補者は実績と今後も地元に利益を還元する決意表明をして支持を訴えていました。

現職都知事が特定政党の立候補者を支持していいものかと一瞬疑問をもちました。知事選、市長選で首相が自民党候補者を応援するのは、首相が自民党総裁として国会で選ばれているから当然ですが、都知事は都知事選で選ばれています。もう少し中立的な立場になるかと思ったのですが、知事の政策支持母体が自民党であるから自民党候補者を応援するのは当然ということですね。

議員の応援演説を聞いていてわかったこと。
彼らは壇上で控えているときは、それほど迫力もオーラもないのですが、登壇すると演説のプロとしてのいろいろな技を発揮します。しょぼくれた老人が5分間、熱く政治を語ります。力があふれてくるのが顔に出てきます。

一方、悪人面した議員はやはり胡散臭い感じがします。こいつは権力をもつと必ず悪さをするという雰囲気を感じました。そう、顔に書いてありますのですぐわかります。
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定例会議 2009-06-11

週に1回、職場長会議の内容を部下に伝える「上意下達」の連絡会議がありました。どこの職場も同じような会議をしているかと思いますが、この会議は少し変わっていました。

この職場長は、部下に伝えたほうがいいと思ったことだけを選んで伝えました。情報が限られているので、部下は幹部社員が何を考えているか会社がどの方向に向かっているのかリアルタイムで推測できませんでした。上司が情報操作をしていると思うと、「上意下達」の内容に信頼性が薄れてしまいます。

振り返ると、職場長会議の詳細をリアルタイムで知ることと知らないことに差がないような気がします。確かに社員間での社内の世間話をするときには知らないことが多くて聞き手にまわってしまいますが、それがどうしたということです。噂話や社内事情に妙に詳しい人がどこの世界にも存在します。その人の話は面白いですが、それだけのことです。これに気がつくと、社内のうわさに興味がなくなります。

自分の将来に影響を与えるのは、リアルタイムで入ってくる社内会議の内容ではないと考えると、意図的で限定的な「上意下達」は納得できます。社員は知らなくていいという情報は、自分がその立場になったとき同じように評価する情報のような気がしたので、この職場長を少しだけ勘弁してやることにしました。
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ミツバチ営業 2009-06-10

黄色のジャケットに黒のミニスカートの制服で活躍する女性営業部隊がいる会社がありました。飛び込みセールスを受けたとき、第一印象で飲食業、忘年会か宴会のセールスかと思いました。

実はこの会社、広告とか出版とかイベントプロデュースをする制作会社なのですが、この営業のコンセプトというか、自己PRがすごいんです。「仕事は待っていてはだめ、ミツバチのようにとびまわって集めてくる」ということで、営業がクインビー(お客さまにかわいがられる女王蜂)となって、顧客の間をブンブン飛び回って「蜜」を集めているそうです。

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若さより経験重視 2009-06-09

私企業の次期社長候補は、「若さより経験重視」に変わってきたそうです。

つい最近までは、若手登用女性登用が企業の先進性のPR項目でした。2年続く不況で、失敗は許されない環境が期待される経営者像の変化をもたらしました。経験不足と若さによる20%の失敗は、80%の残りの継続案件でカバーできたのが、今では案件の絶対数が減少したため20%の失敗は命取りになるわけです。

投資家のマインドが守りにシフトすると、生意気な小僧たちの出番がなくなるのでしょう。
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50円の文房具に対する拒否権 2009-06-08

購買係担当役員が決済する文房具の選定について、納得がいかず、部門全員のコメントを要求しました。その際、担当役員は多数決に従うということで40人にアンケートを実施しました。

文房具Aが38票、Bが2票という結果になりました。しかしながら、役員はBを選び、Aを選んだ多数派を「センスがない」と評価しました。Bを選んだのは取締役購買係とその子分の二人でした。

芸術は大衆には理解されないという世界では、正しい選択かもしれません。しかし、芸術には縁のない「こいつ」に、いわれたくありません。

そこで、アンケートを実施した従業員は、この文房具購入申請を取り下げました。
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マーケットシェア 2009-06-08

日産プリンスが「GTR」、「愛のスカイライン」、「ケンメリ」と夢のある車を生産していた頃、トヨタとそれほどの差がなかった頃、車のトップセールスマンと呼ばれた人たちは、後に一世風靡した証券マンと同じようなバブリーな暮らしをしていました。その頃の話です。

☆N社の社員。

取引先、業者が来社するときは、N社の車で来るように指導。ライバル社の車で乗りつけるような業者は出入り禁止にします。N社の車でN社ショールームに来店する見込み客は、歓迎します。

☆T社の社員。
ライバル社の車で、来社する業者やショールームに乗りつける見込客を歓迎します。他社の車を使っている取引先は、次回はT社の車に乗り換えてもらいます。同様に個人客も次のマイカーはT社にしてもらえるよう、営業をかけます。

T社にとっては、自社の車に乗っているオーナーが、つぎの買換えで自社の車を再び選んでくれてもマーケットシェアは変わりません。しかし、他社から乗り換えてもらえると、マーケットシェアが高まります。乗り換えを優遇し、1台1台と市場占有率を高めていきました。

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トップセールマンのヨイショ 2009-06-08

トップセールマンのヨイショは、年配の経営者を喜ばすようです。

カバン持ちがいつのまにか、一芸に秀でた太鼓持ち。普段、部下には低い声で馬鹿にしたような態度をとるカバン持ちが、社長に声をかけられると態度が豹変してしまいます。一オクターブ高い声で、「社長!それはいいですね、ぜひやりましょう。」と、もちあげます。トップの加齢と共にこのような輩が、幹部の椅子を占有していきます。

一方、ヨイショがきかない人もいます。
会社の廊下やエレベーターホールに落ちている、ほんの小さな紙くずを見つけるとそっと拾って自分のポケットにしまい、後でゴミ箱に捨てていきます。こういうことをする経営者を何人も目撃しました。こういう人の部下がそのゴミに近いところにいたら、その部下の将来は限定的になります。

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イタリアの田舎の果物屋さん 2009-06-07

この果物屋のおばさんは、毎朝、商品の陳列場所を変えています。
おばさんのメッセージ:「新鮮な果物を仕入れても、昨日と同じ場所にあると、売れ残りと思われる。だから毎日陳列場所をかえて鮮度をアピールする。」

なるほど、手間をかけた販売活動です。果物が毎日新鮮なものに変わっていても、よく見なければ、分からないかもしれません。

だから毎朝、陳列場所を変えて、訴求率・着眼率・反応率を高める工夫をしています。
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馴染みのバーバー 2009-06-07

どこの町でも見かける夫婦でやっている町の床屋さん。
旅先などで、見知らぬ土地の床屋さんにも行きますが、敷居の高い店が多くて腰がひ
けます。

1)馴染みのマスター
30年近くお世話になったマスターが2年前の3月に引退しましたが、この人には大
変お世話になりました。マスターは聞き上手でいろいろな話を聞いてくれ、またよく
覚えているのでいつ行っても話がつながります。ご夫婦ふたりで3台の床屋の椅子が
置いてありました。

2)予約制
電話をかけると、マスターは希望する予約時間の前後の予約を見て返事をします。一
時間ほどじっと椅子に座るのでその時間に顔見知りの人に会わないように調整してく
れます。調髪の際に話す内容を隣に座る知人に直接伝わらないようにとの配慮でした
。黙って座っていると隣の席の人がマスターや奥さんと話しているのが耳に入ってき
ます。その話の内容が知人だと思わぬ個人情報に触れてしまいます。電車のなかで隣
の人が話しているのと同じで、隣が知らない人なら関心がないので聞き流し記憶に残
りません。
髪型はマスターに一任です。転職するとその業界風にしてくれます。サービス業のと
きは帝国やオークラのホテルマン風、スポーツ業界のときは短髪といった具合です。

マスターはご自分のことは話しません。いろいろ話をきいてくれます。そして関連す
る情報を教えてくれます。知人の近況や、縁のある会社の噂などです。髪が薄くなっ
たとか白髪が増えたとかは教えてくれません。年相応の状態だとしか言ってくれませ
ん。奥さんがつい口をすべらせると、マスターは奥さんをしかります。反面、知人の
髪の状況は良く教えてくれます。
奴はすっかり髪がなくなったとか白髪になったとか。

決してご自分のことを話さないかわりに、気に入った人の近況はよく教えてくれまし
た。散髪中に奥さんが缶コーヒーなどを差し入れてくれます。乾燥しているときは飴
玉をくれます。マスターが引退の日、子どものいない、きれいな奥さんとは親子ほど
年が離れていることを教えてくれました。きっと話せば長いご自分の話題がたくさん
あったことでしょう。

3)チェーン店の理容師
マスター引退後は、ひいきの店がなくなったので近所の床屋さんに何回か通ったあと
、駅前にできた低価格のチェーン店に変えました。年中無休で、常時数人の若い理容
師が待機しています。グループ内でローテーションがあるようで毎回半分ぐらいの理
容師が入れ替わります。調髪時間も30分程度で無駄がありません。

夫婦でやっている店と違うのは、料金が半額、時間も半分で、私語は交わしません。
散髪に必要なこと以外は口にしません。毎回、理容師が入れ替わってもお客さまは気
にしません。顧客登録カードがあり、調髪内容や好みが店の端末に入力されるので、
担当者はお客さまの履歴をPCの画面で確認し、今回の希望を聞いて仕事を始めます
。髪に関する質問のみで、個人情報には触りません。数人並んで座っていても店のな
かは静かです。

最近わかったのは、若い理容師の調髪方法に個人差があるということです。レザーカ
ットを多用する人、ハサミでほとんど仕上げる人、髭剃りに力を入れている人、シャ
ンプーを丁寧にする人などです。言い換えると、髭剃りは雑だがシャンプーが丁寧と
かいうことです。1人あたりのサービス提供時間が決まっているようで、どこかに時
間をかけるとどこかを削って調整していると推定しました。

待ち時間はほとんどなく、30分で終わり、髪をどう切るかと細かいことは聞かれず
、価格は半額程度です。話題に気をつかうことなく、淡々と店の品質基準内で仕上げ
てくれます。
堀の内の店に、無言で入って指名をして身の上話をすることなく淡々と目的をはたし
、代金を払ってでてくるようなものです。自分の口から個人情報を発しないという点
で、人情味がない代わりに、余計なことには触れないのでセキュリティ面で安心だと
勝手に納得します。

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ブレるのは悪いことですか? 2009-06-06

漢字を読み間違える我国の首相に対して「ブレている」と文句をつける人が多いですが、ブレて当然と考えます。

「君子豹変、小人革面」の故事にあるとおり、立派な指導者は誤りに気がついたらすばやく行動パターンを転換するはずです。

毎日刻々と変化する政治情勢の下で、その時その時の最新の材料を基にして判断していると想像します。ですから、状況が変われば、前の判断に影響されることなく、新しい環境を分析し判断し、発言を変えていくわけです。これは「朝令暮改」というよりは「君子豹変」と理解してあげたほうが精神衛生上よろしいのではいでしょうか。
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床屋のマスター 2009-06-06

1000円で調髪ができる低価格バーバーが出現するまでは、町の床屋さんの経営は安定していたはずです。最近の町の床屋さんは3800円程度ですが、同じ程度のサービスを1800円で提供する低価格チェーンが増えています。さらにはカットだけで1000円という店も繁盛しています。効率の悪い個人経営の店は、マスターが体調不良になると休業に追い込まれてしまいます。

昔は良かったと引退したマスターが話してくれました。床屋は世の中の好不況に左右されず安定した収入があったそうです。景気が良くても悪くても、髪の毛は伸び、1~2ヶ月に1回は床屋に通うからです。バブルの頃、このマスターはお客さんが口にする景気の良い話を聞きながら、世の中の景気が良くなったといっても床屋に来る回数は倍増しないから、この商売は儲からないといっていました。

マンションを転売して儲けたサラリーマンや、高額のインセンティブを稼ぐ車のセールスマン、銀座で豪遊する不動産屋や株屋を相手にしながら、床屋のマスターは安定した公務員のような生活を楽しんでいました。儲けている人にとって、収入が増えない仕事を選ぶ人の感覚は理解できないと思います。儲けていた人が損している人に変わったときに、床屋のマスターは収入が減らないでいいなと思うかもしれません。

しかし、昨今、低価格、価格破壊の同業者が出現し、町の床屋さんには閑古鳥がないています。調髪・髭剃り・シャンプーで半額の1800円、しかも30分程度のスピードです。個人経営の床屋さんは、価格とスピードで低価格チェーンには勝てません。

1800円と3800円の違いは、マスターの人柄でしょうか。1800円のチェーン店はコンピュータで顧客管理し、いつだれが担当してもデータを見て前回と同じ調髪をしてくれます。世間話は一切しません、決められた手順で決められた時間内に決められたレベルの調髪をしてくれます。一方、町の床屋さんではマスターのその日の気分が調髪に影響します。ご機嫌の良い日は、マスターの丁寧な仕事とためになる世間話で常連客は楽しいひと時を過ごします。

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虚言癖 2009-06-05

いつも嘘をついて暮らしている人は、次々と嘘をつくことで事実と虚構が入り混じって不都合がないかと思ったことがあります。

上司に「関西風お笑い芸人」のように明らかに事実ではないこと(近所の池で鯨が泳いでいたとか)を四六時中、口にする輩がいました。日常生活に不都合がないのかと様子をみていたのですが、どうやら、本人が口にすることが本人にとって真実であるということがわかりました。事実と真実の解釈の違いかもしれません、実際に起こっていることと、本人が認識していることに整合性は必要ないということです。多くの人が認めていることが事実で、本人だけが認めていることは、本人にとって真実のできごとなのです。

足利事件で無期懲役で17年半服役していた人が、DNAの再鑑定で真犯人と一致しないという事実により釈放されました。無実だと長期間言い続けていると本人の記憶が本当に無実だったという記憶に上書きされるそうです。日常よくある思い違いとか勘違いを意図的に行うのもので、カルト集団の洗脳みたいなものです。

足利事件の再審に時間がかかったのは、この記憶の上書きが妨げになったのかもしれません。それにしても、極刑を執行したあとに無実の証拠がでてきたら取り返しがつきません、今回は間に合いました。この後、当時の官憲に対して魔女狩りがおきる心配があります。

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巻き添えを嫌う 2009-06-02

片側1車線の路線バス通りで、空車の個人タクシーが昼間、電柱に衝突。自損事故でした。20Mほど前で目撃したのですが、自損事故で乗客なし、左前輪パンクで左フロントはかなり壊れていながらゆっくり前進続けました。空き地まで自力走行するのかと思っていたら、次の電柱にまた衝突、それでも前進を続けています。怪我人もなく、車の動きがゆっくりなので、2次被害の恐れがなかったので、周囲は様子見でした。

しかし、パンクしたタクシーが前進を続けるので何か変なのですが、別の危険を感じました。近づいたら、予想外の被害を被るのではないかと不安になりました。30M先には交番があるので、警察官が解決するだろうと思い、その場から立ち去りました。

タクシー運転手が精神を病んでいたかもしれません、居眠り運転なら衝突した時点で運転をやめるはずです。これは、運転手に何かが起きていると思い、予想外の危険を感じました。警官に連絡せず、ただ事故現場から離れました。警察とかかわることに不都合があるわけではないのですが、目撃者として事情聴取されたら、時間の拘束と個人情報の提供も要求されるでしょうから、面倒に巻き込まれます。危ないところには近づかないほうを選びました。

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